平成最後のG1レース!天皇賞の簡単な見解と予想
昨年も予想しておりますので、過去記事のリンクを貼りつけておきます。
昨年はレインボーラインを最終的に本命にして単勝・複勝馬券をゲットしました。
しかしシュヴァルグランとクリンチャーを豪快に消してしまい、馬連・三連複は見事に撃沈しました。
利益も投資比率200%程度しか得ることができず、不完全燃焼だったことを思い出します。
馬券的には不完全燃焼でしたが、岩田騎手の久々にG1制覇に大興奮いたしました。
直線は喉が嗄れるほど全力で絶叫したことを思い出します。
今振り返ってみると、昨年はジョッキーと枠順を重視して予想してますね。
ブログに書いておくと、自分自身の思考回路も復習することができ、大変参考になります。
既述のとおり、昨年の最大の反省点はシュヴァルグランとクリンチャーを豪快に消してしまったことにあります。
消した理由は人気と比して、ジョッキーを信頼することができなかったからです。
クリンチャーに関してはスタミナは認めるものの、スピード勝負になった場合の対応の有無が血統的に疑問でした。
皐月賞の実績はありましたが、人気とジョッキーを考慮すると、思い切って「無印」にするという結論に達し、見事に失敗したわけです。
今ではクリンチャーの評価は変わり、「ロベルト」よりも「ボールドルーラー」の血が濃い馬という評価に変化しております。
今年は菊花賞の再戦ムード!菊花賞の着順通りの人気に!
世間一般的な皆様は今年の天皇賞を「菊花賞の再戦」と定義されるいる方が多いようです。
人気順が見事に昨年の菊花賞の着順となっていることが最大の証左です。
一番人気 フィエールマン(菊花賞1着)
二番人気 エタリオウ(菊花賞2着)
三番人気 ユーキャンスマイル(菊花賞3着)
というわけで、菊花賞通りの決着になると多くのゲーム参加者は考えているようです。
今年のこの点を重視して、論を進めていきたいと思います。
菊花賞と春の天皇賞は全くの別レースと認識すべき!
菊花賞は京都3,000メートル、天皇賞は京都3,200メートルで行われます。
たったの200メートルしか変化はないのですが、「全くの別レース」と考えたほうが無難です。
最大の証左は春の天皇賞でディープインパクト産駒が未だ未勝利である点です。
上記のような所謂「素人向け記事」にも大きく取り上げられている事実です。
「ディープインパクト産駒が走らないレース」、つまり瞬発力やスピードを活かしきるのが難しいレースと考えることができます。
一方、菊花賞は昨年もディープインパクト産駒が勝利したように、スピード×瞬発力決着となることが多いレースです。
菊花賞と春の天皇賞でここまで傾向が異なる理由ですが、当方は以下の2点が大きなポイントと考えております。
☆ 超高速馬場
☆ 負担重量58キロ
超高速馬場を斤量58キロを背負って走る過酷なレースです。
高速馬場を走るための最低限のスピードは勿論要求されますが、「パワー」と「スタミナ」も同時に要求されるレースです。
また要求されるスピードは「速さの絶対値」が要求されるのではなく、「長く平均的なスピードを持続させる能力」が問われます。
上記を踏まえ、予想してみましょう。
天皇賞は現代競馬において「稀有な能力」が要求されるリピーターレース!
「パワー」「スタミナ」「スピードの持続力」という観点は、現代競馬において問われることが少ない要素でもあります。
従って、このレースを好走する馬は現代競馬において稀有な存在であり、二年連続して馬券になる馬も多く存在します。
古くは「ライスシャワー」、最近では「キタサンブラック」や「カレンミロティック」を挙げることができます。
リピーターの法則に当てはめるのであれば、最大の注目株は「クリンチャー」になります。
繰り返しますが、昨年はジョッキーと血統を考慮し「無印」にいたしました。
しかし見事に当方の予想を裏切り馬券になりました。
一見、昨年よりもマイナスとなりそうなのが「枠順」ですが、この馬に関してはスムーズに先行できるか否かが最大のポイントですので、大方の予想よりもマイナスにならないと考えております。
昨年軽視したジョッキーですが、昨年と同じジョッキーで今年も挑戦してきます。
昨年の最大の敗因としては「相手が強かったこと」と「4コーナーの位置取り」を挙げることができるのですが、昨年の一着馬と二着馬は不在、ジョッキーも二度目ですので、昨年の反省点を活かして乗ってくるでしょう。(☜ 少し願望入ってます。)
クリンチャーの評価は昨年の春の天皇賞をもう一度見直していただき、最終結論を出していただくのがよろしいかと思います。
平成生まれのジョッキーが平成最後の最後でG1初勝利!
というのもドラマチックでよろしいのではないでしょうか(笑)
昨年の菊花賞の着順は信頼に値するか⁉
昨年の菊花賞、上がり3ハロン33秒台を出した馬が5頭いました。
3,000メートルのレースとは思えないような展開となり、各種メディアが「凡戦」「異常」と評価していたことを思い出します。
当方は「凡戦」とは思いませんが、「異常」なレースだったことは認めざるを得ません。
しかし菊花賞当時、あれだけ各種メディアが様々な論調を繰り広げたにも関らず、半年後の春の天皇賞の人気順は「菊花賞の着順通り」となっている点は興味深いです。
当方といたしましては、過剰人気を考慮すると、昨年の菊花賞上位馬は全て疑ったほうが無難かと思っております。
三頭共に超一流ジョッキーが乗ってきているのはウィークポイントですが…。
もう一度、昨年の菊花賞をご覧になって、最終結論を出していただければと思います。
荒れる要素たっぷりの春の天皇賞!平成最後のG1レースを楽しみましょう!
平成最後のG1レースが「天皇賞」というのも興味深い事実です。
既述のとおり、このレースは荒れる要素を多分に含んでいます。
本日は是非天皇賞をじっくりと予想し、人生を楽しみましょう!