7月からスマホ決済は楽天ペイ一択か!?
先日、本ブログにおいて、キャッシュレス還元事業が終了する旨のニュースを記載いたしました。
これを機会にスマホ決済を行うメリットが少なからず低下いたします。
スマホ決済事業者が何らかのキャンペーンを打ってくるのではないか、と期待していたのですが、楽天が先手を打ってきました。
楽天カードを紐づけた楽天ペイ支払で常時1%を還元、そしてポイントを利用した支払に対しても常時1%を還元いたします。
楽天カード紐づけ1%還元も大きいのですが、ポイントを使った支払でも同様の還元率となるのが最大のメリット。
これで完全に「d払い」と差別化をつけることができました。
7月は15日あたりに「楽天スーパーセール」で入手した大量ポイントが降ってくる方も多いはず、大量のポイントは「期間限定」となり、8月末で期限を迎えるポイントが大半となるはずです。
その期間が決められたポイントを楽天ペイで利用でき、さらにポイント還元も加わることになるのです。
<楽天ポイント利用⇒楽天ポイント還元⇒楽天ポイント利用⇒楽天ポイント還元>
このある種の無限ループの選択肢が広がり、楽天ペイ利用店舗が増加するに従い、楽天経済圏が繁栄することは言うまでもありません。
しかし、この流れが認知されると、他のスマホ決済「PayPay」や「d払い」を行う事業者が大きな不利益を被るのは自明であり、これを契機にさらなる競争激化を消費者としては期待したいところです。
楽天のプレスリリースは以下にて。