「出産育児一時金」を利用して出産費用を下げる方法
出産費用を軽減するための方法論として、「出産育児一時金」の活用がございます。
www.city.sagamihara.kanagawa.jp
上記、相模原市のサイトが見やすかったためリンクを貼りました。
詳細は、ご加入されている「各種健康保険」の窓口にお問い合わせください。
結構、有名な制度、かつ国民皆保険を採用する日本国では、ほとんどの人が利用できる制度と思われます。
この記事では、ちょっとお得になる「出産育児一時金」のご活用方法をご紹介します。
あえて「直接支払制度」を利用しない!
「出産育児一時金」、出産に携わる医療機関に合意文書を提出することで、直接支払制度を利用することができます。
これは、医療機関が出産育児一時金の申請を代行することで、出産直後の煩わしい申請手続を軽減する狙いがあるものと思われます。
大半の出産経験者が、上記「直接支払制度」をご利用されているようです。
ここでは、あえて「直接支払制度」を利用しないメリットを記載いたします。
お分かりでしょうか?
クレジットカードを利用して、出産費用を支払う
「クレジットカード」を活用すれば、大きなメリットになります。
直接支払制度を利用すると、出産費用の請求額は「出産育児一時金」を引いた額となります。
つまり「420,000円」分のポイントが無駄になります。
これは大きな「機会損失」です。
仮に年会費無料で万人にオススメできる「リクルートカード」でどの程度の機会損失か考えてみましょう。
「420,000円×0.012」=5,040ポイント
つまり、出産育児一時金を利用することによって、5,040リクルートポイントを損失することになります。
リクルートカードではなく、他の高還元カードを使うことで、還元率は跳ね上がります。
「クレジットカードのポイントを拾うか」「出産後の煩わしい手続を軽減するか」
この二つの論点は「価値観」が大きく分かれるところですので、一概に議論をすることは難しいですが、個人的には、断然前者を取ります。
実際に直接支払制度を利用せず、「出産育児一時金」を申請してみた
直接支払制度を利用せず、実際に手続をしてみました。
個人的には「どのくらいのタイムラグで振込決定されるのか」、気になっていた点です。
実際に申請にしてみたところ、以下の時系列となりました。
☆ 月初め、出産
☆ 月中旬、出産育児一時金を市役所にて申請
☆ 月下旬、振込決定通知書到着
☆ 翌月中旬、振込処理完了
従いまして、お役所仕事にしては、比較的早めに手続が完了いたしました。
(あくまで一ケースですので、事前にお問い合わせすることも推奨いたします。)
「あえて出産育児一時金の直接支払制度を利用しないメリット」もあるということで、ご参考にしてください。