中古端末もauにてsimロック解除が可能に!しかし運用方法を一瞥すると大変残念な結果になっているようで…
総務省のガイドラインが2019年9月1日より変更になったようです。
当方も詳細は知らないのですが、中古端末のsimロック解除を事業者に義務付けることになったようです。
simロックは非常に煩わしい制度です。
通信事業者は本来通信の品質で勝負すべきであり、通信サービスを提供する際に「付属」するスマートフォンに「simロック」かけるというのは、理解し難い行為です。
NTTドコモは率先して総務省の方針に従い、現在無料オンラインによるsimロック解除を行うことができます。
当然といえば当然ですが、迅速な対応が非常に好印象でした。
auとソフトバンクがいつまでも対応しないので、注視していたのですが、ソフトバンクが先月下旬に対応、遅れてauが9月1日より対応することになったようです。
当方もauのiPhone7をAmazonで調達し、主にアップルペイを利用するためにとして現在利用しております。
auはピタットプランというサービスを提供しておりますが、1GBを超える利用になると高額な通信料を請求されるため、「資本主義の餌食」になるのが悩ましいところです。
従って、常にパケット利用料を意識して利用する必要があり、当方もsimロック解除が可能になれば、所謂「格安sim」に差し替えて利用する予定でした。
アップルペイ利用がメインですので、通信の品質はさほど論点になりません。
ユーザー一人一人、様々なスマートフォンの利用方法があるのです。
さて、auのsimロック解除、実際に運用が始まって間もないですが、実に残念な情報が散見されます。
auが「中古スマホのSIMロック解除」をひっそり受付開始。9月1日から適用となる総務省ガイドラインへの対応です。
— 石井 徹 (@ishiit_aroka) 2019年9月1日
「お知らせ」などでは一切発表せず、サポートページを追記しただけの告知。よほど利用されたくないのでしょうね……。 https://t.co/FQ2HLFXQGs pic.twitter.com/TtkLeKbxWP
わたすも本日auショップに行ってきて中古のiPhoneをSIMロック解除してきますたー。しかし2店舗に電話して、1店舗目は、「確認したが出来ない。」と言われました。2店舗目も最初「出来ません。」と言われましたがサイトに載ってると言ったら対応してもらえました。店員すら知らないようです。
— うく山ヘロ (@uku_uku_moheji) 2019年9月1日
auも中古端末のSIMロック解除始めたみたいだけど、総務省のガイドライン違反じゃないの?
— ゆう (@gucxfygcr) 2019年9月1日
仮に違反じゃなかったとして、どういった解釈でガイドラインをすり抜けたのだろうか... pic.twitter.com/1TExzNuFgm
auは、元契約者以外による解約済み端末のSIMロック解除手続きも受け付け始めた。と謳っているが、契約時の電話番号、契約者名、契約者氏名、生年月日、これらが明確で無い限り受付を拒否。つまり中古iphoneは一切受け付ける機が無い。これがauクオリティ。来店までさせてこれだ..
— Mid-Night Worker (@TG4_wiki_Acchan) 2019年9月2日
auやソフトバンク、中古のSIMロック解除をWebで出来なくして有償でしか出来なくするの、ガイドラインの穴を付いてる感じなのが凄いアレ。
— かえざくら@9/15、16新潟方面SL巡り (@kae_sakura) 2019年9月1日
そういうところがドコモとのレベルの差なのかな
庭さん、シムロック解除に行くと
— 元ローラ (@gajyephone) 2019年9月2日
・契約電話番号
・契約者氏名
・契約者生年月日
・契約者住所
・身分証明書
・3240円
・シムロック解除して欲しい端末現物
を求められます。
面倒くさいですよ。
ただしメリットはネットワーク利用制限「△」でも解除して貰えます。
上記情報が事実であれば、今回のauの対応は非常に残念と言わざるを得ません。
田中プロが引き続き代表取締役であっても上記のような対応になったのかは個人的に興味深いところですが、今回のsimロック解除に関するauの対応は酷すぎます。
ソフトバンクの企業姿勢については「諦めている」ところもあり、事務手数料収奪は想定内でしたが、まさかauが同じ路線を歩むとは…。
おまけに貴重な時間を割いてauショップに訪れても、店員に周知されていない、実際にsimロック解除ができない等、信じられないような情報が流れてきております。
情報強者達が率先して行ってきた「mnp」で高価な端末を安く取得できる時期が終了間近となっております。
今後のキャリア選択はユーザーをどれだけ意識したサービスを提供できるか、を重視して判断する必要性がございます。
当方、個人的に田中プロ時代のauは非常にユーザー重視の立場を感じることができ、非常に好きなキャリアだったのですが、田中プロが勇退されてからは日に日に魅力を感じることが少なくなりました。
そして9月に入ってこのニュースです。
auに対する企業イメージが非常に悪くなってきております。
ユーザーに優れた価値を提供できない会社は淘汰されるべき、というのが持論です。
今後、今回のsimロック解除の件を含め、auがユーザーにしっかりとした価値を提供できる企業姿勢であるか、引き続き注視していきたいと思います。