【競馬予想】札幌記念の簡単な見解と予想(2019年)
久々の更新になります。
実は7月下旬より、ずーっと「旅」に出ておりました。
昨日深夜、久しぶりに東京に帰郷いたしました。
まだまだ夏は終わりませんので、一時の休息ですね。
実は、本日、早速札幌記念観戦のために羽田から札幌に移動する予定だったのですが、疲労がピークを迎えてしまい、身体が上手く動きませんでした。
有名な芸能人が札幌競馬場に来場し、競馬を深く知らない人種で競馬場が埋め尽くされると、個人的に「不快」な感情を抱く可能性もございますので、今年は東京でモニター観戦することにいたします。
さて、札幌競馬が始まって4週目です。
正直に申し上げますと、1週目~3週目の当方の札幌競馬における馬券成績は「マイナス」です。
Aコースで施行された先週までは傾向を掴むのが難しく、予想が困難を極めました。
先週は馬券を買うのも控え、「見」をしたレースが多かったです。
今週4週目より「Cコース」に変更されました。
幸い「台風」の影響がほとんどなかったようです。
レース傾向に「偏り」が出れば、再び馬券を購入できることになるので、注視していたところ、猛烈な傾向が出現いたしました。
当方は11レースより参加、最終12レース共に1番人気以外の馬を本命して馬券を的中させることができました。
札幌で見るよりも、落ち着いて東京で観戦したほうが「余裕を持つ」ことができ、かつ「レースを客観的」に見ることもできます。
Cコースに変わり、明日の札幌記念も予想を公開できるだけの論理を組み立てることができそうですので、久しぶりの更新は札幌記念の見解を記述したいと思います。
オールドファンほど「罠」に嵌る!新生札幌競馬場の高速馬場!
当方、大学生時代、札幌競馬場で馬券を当てまくりました。
特に「ダート1000メートル」、道悪の「芝コース」は得意でした。
ダートはミスタープロスペクター系、芝は主流ノーザンダンサー系を購入することで、大半の馬券をゲットすることができました。
しかし、時代は進み、札幌競馬場は大改修されました。
当方にとって、上記改修は「改悪」以外の何物でもありませんでした。
開放感のあった競馬場は圧迫感の大きい競馬場になり、ダートは深くなり、単純にミスタープロスペクター系を買うだけでは儲けられなくなりました。
さらに芝コースの洋芝構成は維持されたはずなのですが、路盤の改修が行われたのか、主流ノーザンダンサー系が走らなくなりました。
今年のレースより、上記傾向を顕著に表す「サンプル」を一つ提示したいと思います。
2019年8月10日に施行された「知床特別」です。
レース内容は下記のJRA公式サイトよりご覧ください。
圧倒的一番人気はエンシュラウドでした。
父はサドラーズウェルズ系、かつ母系もサドラーズウェルズ系というバリバリの主流ノーザンダンサー系でした。
一昔前の札幌競馬場であれば、本命視したい血統です。
当方、このレース、どーなるか興味深く「見」をしておりました。
結果はエンシュラウドが馬混みに沈み、ステイゴールドの血を持つ馬が上位を独占する結果になりました。
当方のような競馬を30年ほど観戦している人間ほど「罠」に嵌ったレースだったと思います。
「札幌競馬場は北限のJRA競馬場であり、かつ洋芝100%の競馬場である。従って、欧州のような重厚な競馬が繰り広げられる。」
かつては上記格言が当てはまり、サンデーサイレンス産駒が多く馬券外になり、たんまり資産を増加させていただきました。
しかし、令和時代、上記格言は全く通用しない時代に突入したようです。
上記が今年の札幌記念を予想する上で最も重要かと思います。
Cコースになって「ダート」のような競馬が多数展開された!
本日、Cコースに変更されまして、新札幌競馬場の傾向に拍車がかかりました。
午前中は雨の影響も少々残っており、かつての札幌競馬場を想起させる「内枠」が有利なレースが多かったですが、午後になると一気に馬場が乾きました。
最も特筆すべきレースは「富良野特別」です。
こちらもレース映像等はJRA公式サイトをご覧ください。
札幌記念と同じ「2000メートル」です。
ミスタープロスペクターの血を持つ馬が上位を独占いたしました。
圧倒的一番人気であったディープインパクト産駒「エデリー」は高速馬場をなだれ込む競馬に対応できず4着でした。
これ、どこかの競馬場と傾向が非常に似通っていることに気づく方も多いと思います。
詳細は当ブログの過去記事を読んでいただきたいのですが、今年の春の東京競馬場のG1レースを予想するようなスタイルで論理を展開いたします。
今年の札幌記念は東京競馬場1600メートルと思って予想すべき!
富良野特別の結果を考慮すると、スタミナはほとんど要求されない馬場です。
かつてはエアグルーヴが連覇、セイウンスカイが圧勝したレースですが、そのときの記憶は綺麗サッパリ思考回路から抜くことが重要です。
くどいですが、オールドファンほど罠に嵌ります。
上記傾向を踏まえ、当方は思い切って、府中1600メートルのようなスタンスで予想いたします。
上がりが全然違うので、高速ではない、と思うなかれ。
上がりがかかるのは札幌競馬場のコース形態に起因する現象であり、激走する血統は東京競馬場と類似している点を最大限重視すべきです。
東京競馬場の高速マイルを走ることができる馬を積極的に狙っていきます。
上記傾向を踏まえると、信頼できる人気馬は「ワグネリアン」という結論に落ち着く!
ここまで書けば、もうお分かりかと思いますが、東京競馬場の高速馬場、特に春シーズンに上級条件で好走した馬を積極的に狙いたいところです。
昨年、超高速馬場の府中において17番枠から果敢に先行し、極限のスピードの持続性で日本最高レベルのレースを勝利した馬がおります。
ワグネリアンです。
母系にミスタープロスペクター、かつマンノウォーの血を内包しており、高速馬場の鬼のような血統です。
実際、弥生賞や大阪杯といったパワー勝負で大きくパフォーマンスを落としており、実績からも信頼できます。
大阪杯は内を張り付いた馬だけ馬券になった特殊レースです。
外枠であれば、もっと負けていたと思います。
Cコースに変更された札幌競馬場は絶好の馬場のはずです。
フィエールマンに過度な期待は禁物
圧倒的な一番人気に支持されているフィエールマンですが、ミスタープロスペクターの血を内在しておりません。
一昔前の札幌記念であれば、サンデーサイレンス系×ニジンスキー系という配合は無条件で本命したくなるような血統ですが、時代は「令和」になりました。
「平成」の思考をいつまでも引きずっていると「罠」に嵌ります。
当方もそこそこ格好はつけると思いますが、人気等を考慮すると、過度な期待は禁物です。
ワグネリアン×フィエールマンを元取り馬券として、フィエールマンを外した馬券を購入するのも一考です。
幸いフィエールマンが馬券外になれば、結構な組み合わせで資産上昇を見込むことができ、「フィエールマンが危ない」と思っている方は面白い馬券を購入できると思います。
明日は札幌記念です。
当方は激混みの札幌競馬場を避けて、ガラガラの東京競馬場で絶叫したいと思います。
それでは人生を大いに楽しみましょう!