dポイント投資改悪!12月17日より投資額に制限規制!
NTTdocomoが提供するサービスに「dポイント投資」というものがあります。
dポイントを投資することで、dポイントの利鞘を稼ぐことができます。
端的に述べると「dポイントを利用して投資信託体験」ができるサービスです。
ポイントも立派な資産であり、かつ現金よりも価値が高くなる側面もあるのですが、一般の方には「現金至上主義」が未だに根強く残っており、リスクを伴う投資に現金を利用することに抵抗がある方もいらっしゃるようです。
また、口座開設や本人確認書類提出等が一切ありません。
dポイント投資は、比較的参加しやすい投資システムなのかもしれません。
この度、非常にオープンな制度設計を売りにしていたdポイント投資に「初めて」の規制が設けられことになりました。
詳細は、以下の通りです。
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平素は、ポイント投資をご利用いただき、誠にありがとうございます。
このたび、ポイント投資をご利用いただいているお客さまのご利用状況などを総合的に考慮し、ポイント投資における提供内容の一部を変更させていただくこととなりましたので、お知らせいたします。
変更内容は以下の通りです。
【変更内容】 1日(※1)に追加可能な運用ポイント数の上限を設定いたします。
■変更前 上限値:無し
■変更後 上限値:2,000ポイント (ただし、THEO+ docomo(※2)をご利用(※3)のお客さまの上限値は10,000ポイントとなります。)
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規制開始は12月17日からです。
民間企業の得意技「総合的に考慮」という文言があります(笑)
公務とは異なり、明確な規定がなくともサービス規制を行うことが可能である点が「民間サービス」を利用する際のリスクです。
今回の規制の論点は「一点」です。
「一日にdポイント投資に追加できる額が2,000ポイントに制限されます。」
今までは、一日中無尽蔵に通常dポイントを投資に入れることができました。
しかし、今後は一日2,000dポイントまでしか投資に入れることができません。
なお、上記規制内容を一瞥する限り「引き出すポイント」には制限は行われない模様です。
なぜ上記のような規制が設けられることになったのか。
ネタばらしをすると「99%程度の確率で勝利可能な投資」だからです。
dポイント投資は毎日「17時」に投資したdポイントが変動いたします。
つまり、毎日17時までに「株価」「為替」等を分析することで、上がるか下がるか、大体の予測を立てることが可能なゲームなのです。
競馬という投資ゲームと比較してみましょう。
競馬には発走まで様々な不確定要素があります。
パドックで暴れる、放馬する、落馬する、接触する、落鉄する、そして失格になる。
上記のような不確定要素が山積みであり、かつ「外れた」場合は投資額が「ゼロ」になる究極のゼロサムゲームです。
究極の投資ゲームであるため、控除率25%程度を考慮しても、的中したときの感動や配当金は大きいのですが、全力で行う投資ゲームではありません。
というか、競馬に全力投資するのは「愚の骨頂」です。
dポイント投資は「全力で」投資できる数少ないゲームだったのです。
今回の規制は「全力投資」をさせないためのルールです。
つまり、dポイント投資の特性を利用した「確実に上がる17時」に数百万レベルのポイントを投資させないことが目的です。
今回の規制で大きな機会損失となるのは大量にdポイントを保有しており、かつdポイント投資の特性を熟知したプロユーザーです。
はっきり言って「狙い撃ち」ですね。
規制は入ったものの、dポイント投資の特性は継続いたしますので、今後も様々な必勝法が生み出されると思います。
今回の狙い撃ち規制は非常に残念ですが、個人的には、今後も楽しくdポイント投資を行っていきたいと思います。