東京競馬開幕!芝の馬場傾向と簡単な毎日王冠の予想
秋の東京競馬開催がスタートしました。
金曜日は生憎の雨模様になり、馬場状態を大変心配しておりましたが、6日土曜日は絶好の馬場コンディションで競馬が行われました。
気温が思いのほか上がったことと、台風の影響で風が強くなったことが、馬場の回復を早めたと思われます。
さて、毎日王冠が行われる明日の天気も安定するようで、本日と変わらぬ馬場で競馬が施行されそうです。
芝コースの特徴としては、非常にスピードが活きる馬場になっております。
とはいえ、先行逃げ有利という馬場でもなく、しっかりとした脚力があれば、後方からも差し込むことができます。
「瞬発力×スピード」が活きる馬場になっており、オーソドックスな予想でOKかと。
9月の中山、阪神は「雨」に泣かされた日が多く、パワータイプの馬が上位を占める日が多かったため、配当的にも今年は期待できそうです。
さて、毎日王冠の見解を少々書きます。
ここ数年、非常に「分かりやすさ」が明確になってきているレースです。
エイシンヒカリ、ルージュバック、リアルスティール、過去3年の勝ち馬を見ても、いかにも「1,800メートル」の重賞といった趣きです。
従って、今年も「瞬発力×スピード」のポテンシャルがあり、「1,800メートル」で実績を残しているor能力を発揮できる馬を狙うことが重要です。
現在1番人気アエロリットは、スピードは実証済ですが、瞬発力の有無は大きな疑問です。果たして、強豪が揃う「古馬混合G2」レースを牝馬が先行押切できるでしょうか。
現在2番人気サトノアーサーは、そこそこ適正はある印象です。しかし、強豪メンバーに入ると、あと一歩足りない印象です。なお、戸崎騎手とは合うと思います。
現在3番人気ステルヴィオは、1,800実績は抜群、かつスピードの絶対値は血統より十分に読み取れます。特殊馬場及び展開となった今年の皐月賞、ダービーの成績は、見送る方法論もあり、無難な本命候補です。
今年のメンバーを見ると、大穴は難しいですが、中穴程度であれば狙える馬が結構いる印象です。
当方のように1番人気が危険と考える人は、そこそこ手広く買っても大丈夫かと思います。
逆に当方と考えが異なり、アエロリットのスピード絶対値を信頼する方は、相手も必然的にスピードタイプを狙うことになると思われるため、絞って馬券戦略を練ることが非常に重要になってくると思われます。
秋の東京競馬を飾る伝統、かつ名物レース、毎日王冠を存分に楽しみましょう。